相続放棄のメリット

(1)被相続人の借金を背負わなくてすむ
相続放棄をする人の大方の理由が、被相続人の債務超過が原因です。また被相続人と長年疎遠で借金しているかどうかがわからない方は、相続放棄をした方が良いといわれています。

相続放棄のメリット(つづき)

疎遠であれば被相続人がどんな生活をしていたか分からない場合もあります。もし借金生活をしていた可能性も視野に入れて相続放棄をすることが良いでしょう。

(2)被相続人の財産が分散しない

例えば、被相続人の相続財産には1000坪の土地があり、長男と二男の2人で相続すると500坪ずつ分け合うことになります。法律に沿ったらこのようになりますが、結局は土地が分散してしまい、土地の所有者も登記上異なってくることより土地の有効活用を考えると得策ではありません。

この場合、二男が放棄すれば1000坪の土地は分散しなくて済みます。

相続放棄のデメリット

(1)相続財産を相続できない

一度相続放棄をすれば、被相続人の財産は相続できません。

(2)撤回ができない

一旦された相続放棄は撤回することができません。

相続

しかし、以下の場合は撤回が可能です。

(ア)未成年者が法定代理人の許可を得ないで放棄した場合。

法的には、未成年者はまだ判断能力が低いとされています。ですから、未成年者が親などの法定代理人の許可なく放棄すれば取消しできることとなります。

(イ)放棄が脅迫や詐欺である場合

放棄の原因が脅迫であれば、脅迫によって正常な判断能力が欠けていたとされるので撤回は可能としました。また、詐欺の場合も同じことが言えます。

このように、相続放棄にはメリットとデメリットがありますので予め比較検討しておいて下さい。


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